Single Human Pose Estimation Demoの実行(Windows編)

Single Human Pose Estimation Demo のサンプルを実行してみましょう。

今回実行するSingle Human Pose Estimation Demoのサンプルは以下のフォルダになります。

C:¥Program Files (x86)¥IntelSWTools¥openvino¥inference_engine¥demos¥python_demos¥single_human_pose_estimation_demo

実行の前に

サンプルを実行する前に、READMEファイルを確認しておきましょう。
サンプルで必要なモデルや実行例が記載されています。

モデル

モデルのダウンロードはhttps://openvino.jp/model_downloader/を参照してください。

モデルのダウンロード完了後、IR形式になるようにモデルのコンバートを行います。ここでは一括で変換しています。

cd “C:¥Program Files (x86)¥IntelSWTools¥openvino_2020.1.033¥deployment_tools¥open_model_zoo¥tools¥downloader”
python converter.py –all –download_dir <modelのダウンロード先>

コンバート中の様子

コンバート中にエラーが表示される場合は、モジュールが不足している、指定したディレクトリが誤っている等が考えられます。実行時のメッセージを注意深く観察してみてください。

動画ファイル

テスト用の動画も必要です。mp4ファイルを用意してください。
ここでは以下の動画を使用しました。
https://github.com/intel-iot-devkit/sample-videos/raw/master/head-pose-face-detection-female-and-male.mp4

実行

環境変数の設定をしていない場合は、コマンドラインで以下を実行します。
C:¥Program Files (x86)¥IntelSWTools¥openvino¥bin¥setupvars.bat

以下のコマンドで実行します。ESCキーで終了します。
モデルの格納先、動画ファイルのダウンロード先は各自の環境のパスを指定してください。

cd C:¥Program Files (x86)¥IntelSWTools¥openvino¥inference_engine¥demos¥python_demos¥action_recognition python single_human_pose_estimation_demo.py –model_od /mobilenet-ssd.xml –model_hpe /single-human-pose-estimation-0001.xml

実行結果

-d CPU のオプションを付けて実行した例
-d GPU のオプションを付けて実行した例
NCS2を使用し、-d MYRIAD のオプションを付けて実行した例

もっとサンプルを実行してみたいですって?!では次のページも挑戦してみてください。