サンプルを実行する前に、サンプルで必要なトレーニング済モデルをダウンロードしておきます。 モデルのダウンロードはmodel_downloaderを使います。
Windows
model_downloader はデフォルトでは以下のパスにあります。他のフォルダを指定した場合は適時読み替えてください。
C:¥Program Files (x86)¥IntelSWTools¥openvino¥deployment_tools¥tools¥model_downloader
コマンドプロンプトを開き、上記フォルダに移動します。
cd "C:¥Program Files (x86)¥IntelSWTools¥openvino¥deployment_tools¥tools¥model_downloader"
以下のコマンドで全てのモデルをダウンロードします。python ./downloader.py --all --output_dir "C:¥Users¥<ユーザ名>¥Documents¥Intel¥OpenVINO¥openvino_models"
サンプルのフォルダ内に含まれているmodels.lstを使う場合は、以下のコマンドのようになります。python ./downloader.py --list "models.lstのパス" --output_dir "C:¥Users¥<ユーザ名>¥Documents¥Intel¥OpenVINO¥openvino_models"
ここでは、モデルダウンロード先として以下のフォルダを指定しました。
(アクセス権限があるフォルダを指定しないと、ダウンロードに失敗します)
C:¥Users¥<ユーザ名>¥Documents¥Intel¥OpenVINO¥openvino_models

全てのモデルをダウンロードするために時間が掛かります。しばらく待ちましょう。ダウンロードが完了したら、サンプルを実行してみましょう。
Linux
Windowsと同様の流れでダウンロードできます。
cd /opt/intel/openvino/deployment_tools/open_model_zoo/tools/downloader
すべてダウンロードする場合python3 ./downloader.py --all --output_dir '/home/<ユーザ名>/openvino_models'
個別にダウンロードする場合python3 ./downloader.py --list model.lst --output_dir '/home/<ユーザ名>/openvino_models'

フリーのITエンジニア(何でも屋さん)。趣味は渓流釣り、サッカー観戦、インラインホッケー、アイスホッケー、RaspberryPiを使った工作など。AI活用に興味があり試行錯誤中です。